OCHER DOG

ポケモンの活動記録です

カイリュースタン sv シングル s1 最終15位

コンセプト

(当初は)s1最強アタッカーだったハチマキカイリューを強く使うことができる、対面とサイクルを両立した構築

構築経緯

1. ノーマルテラスタルによって、崩しとストッパー要素を併せ持ったハチマキカイリューが最強であると判断し、軸とした

2.カイリューが苦手なステルスロック撒きであるカバルドンに大きな負荷をかけることができ、ヘイラッシャ、アーマーガアなどの物理受けに強い眼鏡鋼テラスサーフゴーを採用

3.サーフゴーが苦手なドドゲザンに比較的強く、物理特殊に関わらずあくびによって高性能なクッションとなれるオボンのみヘイラッシャを採用

4.ほぼ唯一の特殊型対面駒であるゲンガーを採用

5.防御に厚いウルガモスカイリューに対して比較的強く、カイリューが選出できない時のエースとなれる炎テラス珠ドラパルトを採用

6.ドドゲザンの選出抑制+対面駒+ステロ要員として電気玉コノヨザルを採用

 

個別解説

1.カイリュー

実数値(努力値): 167(4)-203(244)-116(4)-x-121(4)-132(252)

HBカイリューの上をとるために意地AS

持ち物:こだわりハチマキ

テラスタイプ:ノーマル

技構成:げきりんしんそくじしんほのおのパンチ

浮いている鋼に一貫するほのおのパンチを採用

所感:

この構築の軸。げきりんによる崩し、しんそくによる抜き性能を両立できるこのポケモンは、特性天然が多く積みが機能しづらい環境において最強のアタッカーだと考えた。しかし実際はドドゲザンとカイリューに大きな性能差はなく、この2体の最強ポケモンを受けるために登場したhbヘイラッシャ、さらにそのヘイラッシャにも強いhbカイリューが登場したことで、かなり動かしづらいポケモンになってしまった。環境読みのミス、新しいコンセプトの構築を組めなかったことが非常に残念。

2.サーフゴー

実数値(努力値): 179(132)-x-116(4)-198(212)-113(12)-123(148)

おくびょうサーフゴーのシャドーボール耐え、s準速70族抜き、c11n

持ち物:こだわりめがね

テラスタイプ:はがね

技構成:ゴールドラッシュシャドーボール10まんボルトパワージェム

ヘイラッシャを沈める10まんボルト、耐久型ウルガモスにうつパワージェム

所感:

優秀なタイプ・特性によってサイクル・対面性能が共に高く、カイリューよりも選出率が高かったかもしれない。カバルドンをほぼ一撃で倒せる鋼テラスタルで採用。高火力でのサイクル破壊が仕事。

3.ヘイラッシャ

実数値(努力値): 228(20)-167(252)-136(4)-x-114(228)-54(4)

適当にAD。ABの方がドドゲザンに強くなって良いかもしれない。

持ち物:オボンのみ

テラスタイプ:地面

電気すかし。ハラバリー相手によく切った気がする。

技構成:ウェーブタックルじしんゆきなだれあくび

ほぼテンプレ

所感:

積みを無効化できる対面駒として採用。こだわりアイテムを持った2体のサイクルを助けてくれて、対面性能も高いので使いやすかった。

べいーくん教えてくれてありがとう

4.ゲンガー

実数値(努力値): 135(0)-x-81(4)-182(252)-95(0)-178(252)

持ち物:気合のタスキ

テラスタイプ:フェアリー

スカーフサーフゴーにシャドーボールを耐えられて、透かしたい場面がたまにあったのでノーマルも選択肢

技構成:シャドーボールヘドロばくだんきあいだまみちづれ

ドドゲザンが重いのできあいだま

所感:

特殊型で対面駒となれるポケモン。コノヨザルを初手に置きづらいマスカーニャ入りに投げるつもりで採用したが、最終日はマスカーニャの特性が大体ようきだったので対面負けすることが増えた。ドラパルト以外には仕事してくれて強かった。

5.ドラパルト

実数値(努力値): 177(108)-189(252)-96(4)-108(0)-96(4)-180(140)

最速ゲンガー+2

持ち物:いのちのたま

テラスタイプ:

技構成:ドラゴンアローテラバーストりゅうのまいみがわり

所感:

カイリューとサーフゴーが倒せない相手を倒すためのポケモン。全部の構築に投げたくなるほど万能なポケモンだけど、選出した場合には毎回テラスタルを切る必要があるため2匹分ぐらいの活躍が見込める相手でなければ選出しなかった。

noche くん教えてくれてありがとう

6.コノヨザル

実数値(努力値): 217(252)-135(0)-143(236)-x-110(0)-113(20)

ようき珠ミミッキュのじゃれかげを大体耐える、s麻痺状態のスカーフサーフゴー抜き

持ち物:電気玉

テラスタイプ:ノーマル

技構成:ふんどのこぶしステルスロックなげつけるいのちがけ

いろんな技を覚えるので試したけど、この技構成が一番使いやすかった。

所感:

このポケモン、12月の初旬から使っていたけどまさかここまで増えるとは思わなかった。ミミッキュが重いので最速のミミッキュなら対面で勝てるようにhbで採用。いのちがけを採用してから選出しやすくなり、評価がだいぶ上がった。

選出や立ち回りなど

対面構築ですが基本選出は無くて、相手に合わせ数的有利を取れるように選出します。全てのポケモンが初手、裏置きできるので、相当扱いが難しい構築になっていたと思います。

ラウドボーンやブラッキーがいたらサーフゴーを投げるなど、最低限決めていたことはありますが、環境によっても選出を変えていました。

重いポケモン:ドドゲザン

最終日付近はチョッキ持ちが減っていたので眼鏡サーフゴーが受からずなんとかなっていましたが、どんな型であっても非常に高いサイクル性能と全抜き性能を持つこのポケモンがいるだけで構築相性は相当不利です。ゲンガーの気合玉でみなければならない試合も多くありました。

構築の感想

この構築は言語化できないことがとても多く、選出と立ち回りの不安定さが最後勝ち切れなかった要因になっていたと感じます。

それでも最終日の30分前あたりまで2位にいたりして、かなり強い構築であることは間違いないです。特に良かったことは、命中不安技がゲンガーの気合玉しかなく、比較的運に左右されない構築になっていたことです。気合玉は外してもしょうがないと思えますし。

次はもう少し環境調査をして、刺さっているポケモンを軸に構築を組もうと思います。

一緒にポケモンしてくれたnocheくん、bayaくん、べいーくん、てらすあむさん、対戦してくださった皆様、記事を見に来てくれた皆様に感謝です!

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