カイリュースタン sv シングル s1 最終15位
コンセプト
(当初は)s1最強アタッカーだったハチマキカイリューを強く使うことができる、対面とサイクルを両立した構築
構築経緯
1. ノーマルテラスタルによって、崩しとストッパー要素を併せ持ったハチマキカイリューが最強であると判断し、軸とした
2.カイリューが苦手なステルスロック撒きであるカバルドンに大きな負荷をかけることができ、ヘイラッシャ、アーマーガアなどの物理受けに強い眼鏡鋼テラスサーフゴーを採用
3.サーフゴーが苦手なドドゲザンに比較的強く、物理特殊に関わらずあくびによって高性能なクッションとなれるオボンのみヘイラッシャを採用
4.ほぼ唯一の特殊型対面駒であるゲンガーを採用
5.防御に厚いウルガモスとカイリューに対して比較的強く、カイリューが選出できない時のエースとなれる炎テラス珠ドラパルトを採用
6.ドドゲザンの選出抑制+対面駒+ステロ要員として電気玉コノヨザルを採用
個別解説
1.カイリュー
実数値(努力値): 167(4)-203(244)-116(4)-x-121(4)-132(252)
HBカイリューの上をとるために意地AS
持ち物:こだわりハチマキ
テラスタイプ:ノーマル
浮いている鋼に一貫するほのおのパンチを採用
所感:
この構築の軸。げきりんによる崩し、しんそくによる抜き性能を両立できるこのポケモンは、特性天然が多く積みが機能しづらい環境において最強のアタッカーだと考えた。しかし実際はドドゲザンとカイリューに大きな性能差はなく、この2体の最強ポケモンを受けるために登場したhbヘイラッシャ、さらにそのヘイラッシャにも強いhbカイリューが登場したことで、かなり動かしづらいポケモンになってしまった。環境読みのミス、新しいコンセプトの構築を組めなかったことが非常に残念。
2.サーフゴー
実数値(努力値): 179(132)-x-116(4)-198(212)-113(12)-123(148)
おくびょうサーフゴーのシャドーボール耐え、s準速70族抜き、c11n
持ち物:こだわりめがね
テラスタイプ:はがね
技構成:ゴールドラッシュ・シャドーボール・10まんボルト・パワージェム
ヘイラッシャを沈める10まんボルト、耐久型ウルガモスにうつパワージェム
所感:
優秀なタイプ・特性によってサイクル・対面性能が共に高く、カイリューよりも選出率が高かったかもしれない。カバルドンをほぼ一撃で倒せる鋼テラスタルで採用。高火力でのサイクル破壊が仕事。
3.ヘイラッシャ
実数値(努力値): 228(20)-167(252)-136(4)-x-114(228)-54(4)
適当にAD。ABの方がドドゲザンに強くなって良いかもしれない。
持ち物:オボンのみ
テラスタイプ:地面
電気すかし。ハラバリー相手によく切った気がする。
技構成:ウェーブタックル・じしん・ゆきなだれ・あくび
ほぼテンプレ
所感:
積みを無効化できる対面駒として採用。こだわりアイテムを持った2体のサイクルを助けてくれて、対面性能も高いので使いやすかった。
べいーくん教えてくれてありがとう
4.ゲンガー
実数値(努力値): 135(0)-x-81(4)-182(252)-95(0)-178(252)
持ち物:気合のタスキ
テラスタイプ:フェアリー
スカーフサーフゴーにシャドーボールを耐えられて、透かしたい場面がたまにあったのでノーマルも選択肢
技構成:シャドーボール・ヘドロばくだん・きあいだま・みちづれ
ドドゲザンが重いのできあいだま
所感:
特殊型で対面駒となれるポケモン。コノヨザルを初手に置きづらいマスカーニャ入りに投げるつもりで採用したが、最終日はマスカーニャの特性が大体ようきだったので対面負けすることが増えた。ドラパルト以外には仕事してくれて強かった。
5.ドラパルト
実数値(努力値): 177(108)-189(252)-96(4)-108(0)-96(4)-180(140)
最速ゲンガー+2
持ち物:いのちのたま
テラスタイプ:炎
技構成:ドラゴンアロー・テラバースト・りゅうのまい・みがわり
所感:
カイリューとサーフゴーが倒せない相手を倒すためのポケモン。全部の構築に投げたくなるほど万能なポケモンだけど、選出した場合には毎回テラスタルを切る必要があるため2匹分ぐらいの活躍が見込める相手でなければ選出しなかった。
noche くん教えてくれてありがとう
6.コノヨザル
実数値(努力値): 217(252)-135(0)-143(236)-x-110(0)-113(20)
ようき珠ミミッキュのじゃれかげを大体耐える、s麻痺状態のスカーフサーフゴー抜き
持ち物:電気玉
テラスタイプ:ノーマル
技構成:ふんどのこぶし・ステルスロック・なげつける・いのちがけ
いろんな技を覚えるので試したけど、この技構成が一番使いやすかった。
所感:
このポケモン、12月の初旬から使っていたけどまさかここまで増えるとは思わなかった。ミミッキュが重いので最速のミミッキュなら対面で勝てるようにhbで採用。いのちがけを採用してから選出しやすくなり、評価がだいぶ上がった。
選出や立ち回りなど
対面構築ですが基本選出は無くて、相手に合わせ数的有利を取れるように選出します。全てのポケモンが初手、裏置きできるので、相当扱いが難しい構築になっていたと思います。
ラウドボーンやブラッキーがいたらサーフゴーを投げるなど、最低限決めていたことはありますが、環境によっても選出を変えていました。
重いポケモン:ドドゲザン
最終日付近はチョッキ持ちが減っていたので眼鏡サーフゴーが受からずなんとかなっていましたが、どんな型であっても非常に高いサイクル性能と全抜き性能を持つこのポケモンがいるだけで構築相性は相当不利です。ゲンガーの気合玉でみなければならない試合も多くありました。
構築の感想
この構築は言語化できないことがとても多く、選出と立ち回りの不安定さが最後勝ち切れなかった要因になっていたと感じます。
それでも最終日の30分前あたりまで2位にいたりして、かなり強い構築であることは間違いないです。特に良かったことは、命中不安技がゲンガーの気合玉しかなく、比較的運に左右されない構築になっていたことです。気合玉は外してもしょうがないと思えますし。
次はもう少し環境調査をして、刺さっているポケモンを軸に構築を組もうと思います。
一緒にポケモンしてくれたnocheくん、bayaくん、べいーくん、てらすあむさん、対戦してくださった皆様、記事を見に来てくれた皆様に感謝です!
たまにツイートしてるので暇だったら見に来てください!
https://twitter.com/Coro_scarlet
誤字、調整ミス、レンタルパーティのミスなどありましたらご指摘をお願いいたします。
ポケリーグで使った構築と、対面構築の話と、少し裏話
お久しぶりです。遅くなりましたがs24お疲れ様でした。
s24で使用した構築はまだまだ未完成な部分があるので、来月以降に書こうと思います(そちらもカイオーガ軸です)。
今回の記事は、タイトルにもあるように11月のポケリーグで使用した構築の記事になります。対面構築について先月考えていたこともあわせて書けたらいいなと思い、このようなタイトルにしました。
*ポケリーグ前日11/13日の時点でレート1800程(当時3位)
コンセプト
構築経緯
1.ポケリーグ予選に出場する人は強いプレーヤーばかりなので、ネクロズマなどを軸としたサイクル構築がランクマ環境よりも増えると考え、これに有利であるといわれていたカイオーガを禁止伝説として採用
2.カイオーガを使う上で障害となる、草タイプ・ラッキーに強く、H振りザシアンであれば対面で勝ことができ、さらにサンダーなどのダイジェットエースによる起点回避をできるタスキ枠として、タスキバシャーモを採用
3.カイオーガの弱点である電気技を無効にできる地面枠として、雨下であればザシアンを上から縛れ、ダイマックスエースとして優秀な物理アタッカーであるガマゲロゲを採用
4.カイオーガが苦手とする物理アタッカーに対するクッションとして、サンダーを採用
5.カイオーガが苦手とするドラゴンタイプに強く、黒バドレックス軸に選出できるブリザポスを採用
6.特殊受けとして炎打点を持ちあくびを使ったクッションとなれるニンフィアを採用→主に選出していたイベルタル軸に対して、イベルタルの物理型を切った動きで負ける試合が多発したため、本戦では比較的役割対象が似ていたタラプミミッキュを採用
個体解説
特性:あめふらし
もちもの:こだわりスカーフ
能力値:175-x-111(4)-202(252)-160-156(252)
所感:持ち物の多様性と、スカーフを持ちながらも崩しを担えるほどに火力のある禁止伝説枠。ザシアンと違って圧倒的なパワーは感じなかったが多くの試合に選出した。ウオノラゴンやナットレイやラッキーなど、汎用性の高いポケモンで対策されてしまう点に弱さを感じた。
特性:せいでんき
もちもの:ゴツゴツメット
能力値:197(252)-x-150(252)-145-111(4)-120
技構成:ぼうふう ボルトチェンジ ねっぷう はねやすめ
所感:せいでんきによる運要素で物理受けとしての役割を担うポケモン。最低限のダイマックス適性を持つ点が強みだったが、肝心の耐久力が明らかに不足していた。カイオーガと最も相性のよい物理受けだと一般的に考えられていると思うが、実際に使ってみると、サンダーの強さを最大限生かすことができていない型だと感じた。
特性:かそく
もちもの:きあいのたすき
能力値:155-160(156)-91(4)-178(252)-81-112(96) +1で最速100族抜き
技構成:オーバーヒート インファイト がんせきふうじ こらえる
所感:スカーフカイオーガと最も相性が良いと考えていたポケモン。技範囲の補完が素晴らしく、こらえるによる雨ターンの管理も行える。炎技として採用したオーバーヒートは、HDに振っていないザシアンであれば倒せるが、カイオーガ軸に投げられるザシアンはHDが多いので、そこのかみ合わせは良くない。型の多さも相まってかなり強いポケモン。ポケリーグMVP。
特性:すいすい
もちもの:いのちのたま
能力値:181(4)-161(252)-95-x-95-126(252)
所感:雨下で強力な物理アタッカー。この構築では本当に役割が多かった。バシャーモとガマゲロゲにより、ラプラスに対して非常に強い。珠じしんは多くのザシアンを確定で倒せる程度の火力があるが、物理アタッカーでありながらラッキーを突破できないという、致命的な弱点があった。
特性:しろのいななき
もちもの:とつげきチョッキ
能力値:201(204)-216(252)-150-x-130-57(52)
技構成:つららばり インファイト 10まんばりき かみくだく
所感:ザシアン軸以外に幅広く選出できる物理アタッカー。耐久力が非常に高くダイマックスを切れば多くのポケモンと打ち合うことができ、素早さの低さは全く気にならなかった。いろいろ試行錯誤しながら使っていたが、s17のアランドロスさんの型とほぼ同じになった。
剣盾ランクマッチシーズン17使用構築 「ヘンテコ対面操作オーガ」【最終4位】 - タイプバランス命 (hatenablog.com)
本当に強いポケモンだったが、物理アタッカーでありながら"あまえるラッキー"を突破できないという致命的な弱点があった。
特性:ばけのかわ
もちもの:タラプのみ
能力値:155(196)-156(252)-102(12)-x-126(4)-122(44) 4振り100族抜き
所感:ポケリーグ本戦に急遽組み入れたポケモン。このポケモン自体は強いのだが、構築全体で崩し要素が少なく、この型のミミッキュが入る枠ではなかった。
選出
相手の構築によって変わるが、ザシアンサンダーにだけは初手バシャーモから入っていた。
重かったポケモン
イベルタル、ラッキー、HDザシアンなど
あとがき
ポケリーグが終わった後もしばらく使っていたが、構築全体の耐久力が低く対面選出しかできないのがストレスフルだったので使うのをやめてしまった。
崩し性能の低い構築ではあるが、比較的TODが発生しづらいポケリーグに持ち込む構築としての完成度は高かったのではないかと思う。
対面構築について
現環境ではザシアンとダイマックスサンダーの攻撃面・防御面での相性が良く、この明らかにトップメタのパーティに勝てなければ欠陥構築であると考えて組んでいた。しかしシーズンの中盤からはHDザシアンの数が急増し、ザシアンに対面で勝てないスカーフカイオーガでは、勝ちにつなげられない試合が多発した。
対面構築は有効な行動回数が勝敗に直結するので、細かな調整によって勝ち負けが決まってしまう傾向がある。なので、環境でどのようなポケモンが流行っているのかを構築段階で考えてポケモンの選定をしていくことが必要になるのかなと感じた。
最終日は明らかに攻撃特化のザシアンが多かったので、もしかするとこの構築は最終日に握れたのかもしれない。
ポケリーグについて(日記)
今回、せっかく2回目の出場機会を得ることができたので、前回負けたふゆのさんと対戦出来たらいいなと思っていました。
自分は7世代の初期からオンライン対戦を始めたのですが、7世代の序~中盤ぐらい?にふゆのさんがタスキアシレーヌ+メガガルーラ+ミミッキュという対面構築で放送しているのを偶然目にしました。それまでは対面構築という戦い方を知らなかったので、全く交代せずに、ほとんど同じ選出だけで勝ちまくっていることに衝撃をうけました。
その日以降自分の相棒ポケモンはメガガルーラになりました。初めてレート2000を達成したときもガルーラとミミッキュを軸とした対面構築だったし、当時持っていたタブレットにふゆのさんの対戦動画をたくさん保存して、暇な時いつでも見られるようにもしていました。
なので、ふゆのさんと対戦できることは自分にとって大変に光栄なことで、2回も自分が自信を持って組んだ対面構築を使って対戦できたことは、本当に奇跡であるとしか思えないです。
竜王戦のミミッキュ
構築やポケモンの強みと弱みを正確に言語化することが重要だと感じたので、ここ数日考察していたミミッキュについての記事を書きたいと思います。
種族値:55-90-80-50-105-96
特性:ばけのかわ
・固有特性による、持ち物に縛られない不特定多数のポケモンへの行動補償
・豊富な技
・攻撃性能の高い優秀な複合タイプ
・ダイフェアリー・ダイホロウによるダイマックス適性
ザシアン・日食ネクロズマの影響により過小評価されているポケモン。様々な型が存在し、非常に汎用性が高い。
アタッカー
ばけのかわを盾に攻撃力を上昇させる積み技を使用し、崩し性能・影うちによる抜き性能を向上させる型
珠ミミッキュ
努力値:ようきAS,いじっぱりASなど
強み:ダメージの増加による抜き性能・対面性能・崩し性能の上昇
耐久の低いミミッキュと相性が良く、最も抜き性能と崩し性能を上げることができるアイテム
弱み:耐久力の低下による、対中火力ポケモンへの行動回数の減少
技::じゃれつく かげうち
ゴースト技(確定):ゴーストダイブ、シャドークロー
サブ:一応ウッドハンマーとドレインパンチがあるが、著しく汎用性が落ちるためパーティと相談
補助技:つるぎのまい
所感:ミミッキュといえばこの型だが、竜王戦環境では命の珠の取り合いがよく起こるので、余っていたら持たせる感じになりそう
のろいのおふだミミッキュ
努力値:ようきAS,いじっぱりAS/HAなど
強み:ミミッキュの持つ最低限の耐久力を大切にし、火力の上昇を見込める
弱み:じゃれつくの火力が伸びず、持ち物による効果が薄いこと
技:かげうち
フェアリー技:じゃれつく
ゴースト技(確定):ゴーストダイブ、シャドークロー
サブ:ドレインパンチ
補助技:つるぎのまい,ビルドアップ
所感:どうしても火力が足りず、命の珠が余っていないときに持たせるアイテムになりそう。
アッキミミッキュ
努力値:ようきAS,いじっぱりAS/HAなど
強み:ミミッキュが苦手とする対物理への行動回数を大幅に増やすことができる
ばけのかわにより、ほぼ確実にきのみを発動させることができるので、非常に相性が良い
弱み:対特殊への性能低下
技:かげうち
フェアリー技:じゃれつく
ゴースト技:ゴーストダイブ、シャドークロー
サブ:ドレインパンチ
補助技:つるぎのまい,ビルドアップ
所感:イカサマなどに強くなる点が非常に優秀だが、現環境の物理型のポケモンは、ザシアン・ネクロズマ・ウーラオス・エースバーンなどが主であり、アッキのみをうまく生かせる相手が少ない印象を受けるので、冠環境よりは生かせる場面が少ない。しかし選出する相手を選べば絶対に発動するため、弱い型では絶対にない。
タラプミミッキュ
努力値:ようきAS,いじっぱりAS/HAなど
強み:ミミッキュの持つ高い特殊耐久を生かし、特殊型のポケモンへの行動回数を増やす型
弱み:物理型のポケモンのポケモンへの性能が著しく低下すること
技:かげうち
フェアリー技:じゃれつく
ゴースト技(確定):ゴーストダイブ、シャドークロー
補助技:つるぎのまい
所感:おそらく現環境で最も評価の高いミミッキュの型。サンダー・特殊イベルタル・カイオーガ・ゼルネアスの増加により発動する回数が格段に増加した。上記のポケモンや、特殊型のポケモンに幅広く投げていきたいならパーティに入れる価値は大いにある。ただ、対面構築に多く組み込まれるミミッキュの性質上、物理型のポケモンと対面することが無くなるわけではないので、実際の強さは珠ミミッキュと同じくらいなのかなと思っている。
スカーフミミッキュ
努力値:ようきAS,いじっぱりASなど
強み:起点づくりと終盤のアタッカーを1体で担うことができる
弱み:他のスカーフ持ちと比べると火力が低い
基本的に耐久のあるポケモンと同時に選出する必要がある
技:トリック じゃれつく
ゴースト技(確定):ゴーストダイブ、シャドークロー、かげうち
補助技:おにび、でんじは
所感:低耐久ポケモンに対する対面の駒としての一面と、高耐久ポケモンに対する起点づくりの一面を持つことから、幅広い相手に選出できる万能なポケモン。おにびやでんじはでこだわることが多くなるため、裏に引き先となるポケモンを用意しておくことが肝心だと思う。
チイラミミッキュ
努力値:ようきAS,いじっぱりAS
強み:ミミッキュの確実にのろいを打つことができるという性能を評価し、体力が減るというデメリットを抑えた型
汎用性のあるアタッカーでありながら、対ザシアンへの性能をある程度持つ
みがわり・こらえるによる対ダイマックス性能の向上
弱み:崩し・抜き性能を高める手段であるつるぎのまいを採用せずに崩し性能を求めた型なので、相手の交代に対する負荷が小さくなる。
技:のろい、かげうち
フェアリー技:じゃれつく
ゴースト技:ゴーストダイブ、シャドークロー
補助技:みがわり、こらえる、まもる
所感:相手のサイクルにかける負荷が小さくなるというデメリットはあるが、ザシアン軸などの対面構築が主流である現環境においては扱いやすいのではないかと予想している。
カムラ(イバン)ミミッキュ
努力値:ようきAS,いじっぱりASなど
強み:対ザシアンなど本来ミミッキュより早いポケモンへの対面性能向上
弱み:技火力の低下による崩し性能の低下
本来の仮想的への役割遂行能力低下
技:のろい、ゴーストダイブ
フェアリー技:じゃれつく
ゴースト技:かげうち
補助技:みがわり、こらえる、みちづれ
所感:あまり使われていないが、もう少し使われても良い強さだと思っている。ザシアン対面を想定すると、
------------------
ザシアン:きょじゅうざん→皮破壊+1/8ダメージ
ザシアン:きょじゅうざん→みがわり破壊
ミミッキュ:のろい→ミミッキュ1/8(s+1)・ザシアン3/4
ザシアン:きょじゅうざん→ミミッキュ倒れる→のろいでザシアン倒れる
----------------
で相打ちになる。実戦でこのような展開になるとは限らないが、ザシアン軸はダイマックスのタイミングが限られているという性質上、ミミッキュに対する引き先が用意されていることが比較的少なく、このようなギミックが通りやすい。
ただし技構成に難があり、ザシアンと相打ちをとるためにはゴーストダイブを採用する必要があるが、その場合はじゃれつく若しくはかげうちを切る必要がある。
このどちらかの技がなければ、ウーラオスやウオノラゴンなどの本来相手したいポケモンへの性能が低くなってしまう。このことを考えると、チイラ型で裏の先制技圏内に入れるという動きをした方がスマートなのかなと思う。
補足:「ミミッキュでザシアン倒さなくてもよくない?」
本来ミミッキュが不利とされている対面を最低限相打ちまでもっていけることは、剣舞型に存在する、ザシアン入りに選出しづらくなるというデメリットを消しているので、選出できる機会が広がる。そもそもザシアンに対して交代をするという選択をとるためには、専用のポケモンを選出しないといけない。
「でんじは・みがわり・のろい・いたみわけで良くない?」
この型はみがわりザシアンに対応できていないし、本来のミミッキュの良さである技範囲の広さを生かせていない。命中率やしびれ回数の運が絡む。という理由から、全く別のポケモン
起点づくり型
他の起点づくりポケモンと違い、ほぼ確実に複数回行動できる・最悪攻撃に転じることができるという点が優秀である。型が多いポケモンなので、並びでの型ばれも少ない。
トリックルームミミッキュ
努力値:ようきAS/HS,いじっぱりAS/HAなど
持ち物:タスキ、珠など
強み:じゃれかげによる対面性能の確保
のろいによる起点回避・自主退場
弱み:思いつかない。比較対象が難しいほど唯一無二の性能であるということ。しいて言うならほぼ完全に技がばれていること
技:じゃれつく かげうち トリックルーム のろい
補助技:みがわり
所感:非常に鉢巻ウオノラゴンとの相性が良いので、ウオノラゴンがいた場合には選出段階でトリル型の警戒をしておくことが重要。現環境では初手ダイマックスと相性のよいポケモンが非常に多く、環境に増えることが予想される。個人的に相手するのがかなり苦手なポケモン。
でんじはミミッキュ
努力値:おくびょうHSなど
持ち物:ひかりのこな たべのこし 回復きのみ など
強み:でんじはを無効にされない場合には、どんなポケモンでもほぼ確実に対面で勝つことができる
弱み:現環境に多い、ボルトチェンジ持ちのポケモンで対策されてしまうこと
運が絡むため安定しないこと
技:でんじは のろい みがわり いたみわけ
所感:ダイマなし環境で大きく数を伸ばしたポケモンの一体。でんじはを無効にできないポケモンを選出した場合に対面で勝てたり、裏のポケモンを見ることができ、非常に高い性能を発揮する。このことから、構築全体で電気タイプや地面タイプを強く意識して構築を組み、でんじはの一貫を作りに行くことが重要だと考えている。
最後に
まだまだ型はあると思いますが、疲れたのでとりあえずここまでにしときます。最初に過小評価されていると書いたけど、本当は自分が一番過小評価していました笑
サンダーと並んで、これからの活躍が期待されるポケモンの一体です。
何かあればツイッターのDMにお願いします。
@MvfwLIZ6BR4H0kv
竜王戦のサンダー
種族値: 90-90-85-125-90-100
特性:せいでんき・プレッシャー
- 高種族値でのタイプ一致ダイジェット+ダイジェット半減
- 優秀なタイプ・特性+はねやすめ
アタッカー
タイプ一致ダイジェットによる抜き性能と対面性能を生かす型
珠サンダー・こだわらない火力アップアイテム持ちサンダー
努力値:おくびょうCS、ひかえめCS
強み:ダメージの増加による抜き性能・対面性能・崩し性能の上昇
アタッカーでありながら、上昇した素早さからの先制はねやすめで相手のダイマターンを枯らしたり、でんじはやかいでんぱで後続の補助をできる。
弱み:非ダイマックス時はぼうふうが命中不安になり、中速中耐久中火力の微妙な性能
技: ぼうふう(確定)
サブ ねっぷう げんしのちから
補助技 はねやすめ かいでんぱ みがわり でんじは じゅうでん
所感:ザシアンと組み合わせると強い型。ザシアンはダイマックスをできないので、ダイマックス時に破格の性能を出せる型が輝くと思う。攻撃面・防御面の補完も良好。
スカーフサンダー
努力値:おくびょうCS
強み:ダイマックスを相手に強く警戒させ、先制ボルトチェンジにより相手のプレイングミスを誘える
弱み:火力アップアイテム持ちよりも火力が出ない
はねやすめというサンダーの強みを1つ消してしまっている
裏にサイクルを回せるクッションや受けが必要
技: ぼうふう(確定) ボルトチェンジ(とんぼがえり)(確定)
電気技(確定) 10まんボルト ほうでん
サブ(確定) ねっぷう げんしのちから
所感:サンダーとタイプ補完のよい強い受けやクッションを用意できれば強いと思う。ポリゴン2とか。伝説で相性の良さそうなポケモンは、すぐには出てこない。
弱点保険サンダー
努力値:ひかえめHCs
強み:耐久力の上昇による最低限の受けだし性能
中火力ポケモンに対する崩し性能
弱点保険発動後の抜き性能
型の希少性による相手のプレイングミスを誘える
弱み:弱点を突かれない場合はただのアイテムなしサンダーなので、強みを生かせない
技:ぼうふう(確定)はねやすめ(確定)
電気技:10まんボルト ほうでん
補助技:でんじは みがわり かいでんぱ バトンタッチ じゅうでん
所感:冠環境では相手にしていて一番嫌だった。ポリゴン2の冷凍ビームで発動させてよく全抜きされた。かいでんぱや毒などで突破してくる相手には弱い。高耐久高火力ポケモンを中心に組まれたような、ある程度サイクルを回せる構築と相性が良さそう。
タスキサンダー
努力値:おくびょうCS
強み:カイオーガに対する行動補償
弱み:タスキが発動する回数が少ない
天候ダメージでタスキが消えやすい
技: ぼうふう(確定)
サブ ねっぷう
補助技 でんじは かいでんぱ
所感:前の竜王戦環境の時に使っていたけど、くそ弱かった。
HBサンダー
ザシアン、水ウーラオス、ゴリランダー、エースバーン、ミミッキュなどの接触技に受け出しして、せいでんきによるマヒを狙える型
ゴツゴツメットサンダー
努力値:ずぶといHB
強み:受け出すだけで相手に大きな削りを入れられる
弱み:非接触技では発動しないので、他のアイテムの方が良い
技:ぼうふう(確定) はねやすめ(確定) ボルトチェンジ(確定)
電気技 ほうでん
サブ ねっぷう
補助技 かいでんぱ みがわり こらえる でんじは
所感:ザシアンなどに大きな削りを入れる必要がある構築に採用されると思う。
アッキサンダー
努力値:ずぶといHB
強み:積み技のない物理型のポケモンを詰ませることができる
弱み:ボルトチェンジを採用しづらいのでクッションにはならない
技:ぼうふう(確定) はねやすめ(確定) ほうでん(確定)
サブ ねっぷう
補助技 かいでんぱ みがわり でんじは バトンタッチ
所感:受け出し・死に出しから単体で戦うポケモン。一度引くと強みを生かしきれないので、投げるタイミングが重要。
オボンサンダー
努力値:ずぶといHB
強み:クッションとしての性能を最大限に生かす型
体力を高く保てるのでダイマックスとも相性が良い
弱み:対物理性能が尖っていない。良くいえば汎用性が高い。悪くいえば中途半端。
技:ぼうふう(確定) はねやすめ(確定) ボルトチェンジ(確定)
電気技 ほうでん
サブ ねっぷう
補助技 かいでんぱ でんじは
所感:クッションとしての性能が他よりも高く、低い体力でも生存しやすいので、こだわりアイテムを持ったポケモンと相性が良い。
HDサンダー
相手から見えない対サンダーの受け先になれる
タラプサンダー
努力値:おだやかHD
強み:対特殊に最も強くなる
詰み技のない特殊ポケモンを詰ませることができる
弱み:物理型の相手には他のサンダーよりかなり弱い
TODがよく発生する
技:ぼうふう(確定) はねやすめ(確定)
電気技 ほうでん
サブ ねっぷう
補助技 かいでんぱ でんじは バトンタッチ みがわり
所感:アッキサンダーと同じで受け出し・死に出しから単体で戦うポケモン。環境にサンダーがあまりにも多ければ採用の価値あり。
残飯サンダー
強み:プレッシャーと相性がよく、一度引いても再度サンダーに投げれる
弱み:タラプよりも大きなダメージをもらってしまうので、こちらもダイマックスをする必要が出てくる
技:ぼうふう(確定) はねやすめ(確定)
電気技 ほうでん
サブ ねっぷう
補助技 かいでんぱ でんじは みがわり
所感:プレッシャーを強く生かして物理に対してもある程度汎用性を持たせたいなら採用価値があると思う
HSサンダー
イベルタルが環境で増えた場合に活躍できる型。プレッシャーで先制みがわり・はねやすめによるPP枯らしを狙う
残飯サンダー
努力値:おくびょうHS
技:ぼうふう(確定) はねやすめ(確定)
電気技 ほうでん 10まんボルト
補助技 かいでんぱ でんじは みがわり
所感:この環境では役割が薄くてあまり強くなさそう
最後に
アタッカーとして構築の軸にもなれるし、物理特殊両方の受けとクッションをできるし、特定のポケモンへのメタもできる。最強すぎる。
需要があったら他のポケモンもやるかも。
何かあればtwitterのDMでお願いします。
ザシアンポットデス軸サイクル s23 最終9位 2120pt
s22,s23で使用した構築です。s22で使用した際は練度が足りず結果を残せませんでした。
コンセプト
・攻撃面での相性が良い、ザシアン・ポットデス・ランドロスのどれかを通す
・ドヒドランドを軸としたサイクル
構築経緯と採用理由
7世代の時に結果を残していた、メタグロス・ポリゴン2・ドヒドイデ・グライオンの並びを参考に組んだ。
s21で使用して以降タスキ枠最強だと思っていたを採用
が勝てない悪タイプ全般に強いを採用
受けとしてメジャーな物理受けであるとに比較的強い身代わりビルドを採用
を使用するうえで水・炎の一貫を切るためにを採用
をはじめとしたゴーストの一貫を切れ、汎用性の高いを採用
パーティで不足していた氷・炎打点を高い攻撃力から繰り出せるを採用
個体解説
特性:ふとうのけん
もちもの:くちたけん
能力値:199(252)-239(220)-136(4)-x-136(4)-172(28) 準速エースバーン抜き
技構成: きょじゅうざん じゃれつく インファイト でんこうせっか
所感: 歴代最強ポケモン
攻撃面、防御面ともに高水準
特性:くだけるよろい
もちもの:きあいのタスキ
能力値: 135-86(4)-76-204(252)-134-122(252) おっとりCS
技構成: シャドーボール アシストパワー ふいうち からをやぶる
所感: タスキによる行動補償,からをやぶるによる抜き性能,アシストパワーによる崩し性能,ふいうちによる対スカーフメタモンの切り返しがこのポケモンの強みだった。タスキ枠としてはガブリアスと並んで最強
特性:いかく
もちもの: たべのこし
能力値: 193(228)-187(36)-111(4)-x-108(60)-134(180) 準速80族+2
技構成: じしん いわなだれ みがわり ビルドアップ
所感: 物理受けのサンダー・ランドロスに強いアタッカー。s23の流行だったサンダーザシアン・日食ネクロズマサイクル・ムゲンカグヤに対して強く出られたため、環境のおかげで強かったポケモン。とんぼがえりを持たないためゴリランダーに弱く、ウーラオスで簡単に切り返されてしまう点を除けば非常に優秀だった。
特性: さいせいりょく
もちもの: ゴツゴツメット
能力値: 157(252)-x-224(252)-73-163(4)-55
技構成: ねっとう どくどく じこさいせい トーチカ
所感: 水と炎の一貫を切れてザシアンに後出しできる唯一のポケモン。高耐久・優秀な複合タイプによる受け性能、どくどくによる崩し性能、毒の一貫切りができる点が非常に優秀。ヒードランに弱いこと以外は良かった。
特性: アナライズ
もちもの: しんかのきせき
能力値: 191(244)-x-124(108)-125-148(156)-80
技構成: トライアタック シャドーボール じこさいせい みがわり
所感: 黒馬バドレックスに対して比較的強いポケモン。この枠が絶対に違ったが、適任を見つけられなかったのが勝ちきれなかった要因だと思う。ドヒドイデと合わせてヒードランやゴチルゼルで対策されてしまう点が非常に弱い。最初はれいとうビームと、からげんきを採用してジガルデ対策、ウルガモス対策としても選出していたが、ランドロスの攻撃を当初よりも伸ばしたため、じしんでジガルデのみがわりを割れるようになっていて、ポリゴン2である必要が全くなかった。検討枠。
特性: ごりむちゅう
もちもの: こだわりスカーフ
能力値: 180-192(252)-75-x-76(4)-161(252)
技構成: つららおとし フレアドライブ じしん とんぼがえり
所感: 構築に不足している技のタイプを補ってくれたポケモン。とんぼがえり+ランドロスのじしんでマンムーを縛ったり、カイオーガの上から攻撃できたり、つららおとしがヌオーに半分入ったりして、痒い所に手が届くポケモンだった。サンダーの静電気麻痺を全く引かなかったのが本当に偉かった。
選出
(初手は相手に応じて選ぶ) 基本選出1(対面)
+ 基本選出2(サイクル)
重かったポケモン
順位とあとがき
構築に自信があったので、初めて2ロムで挑戦しました。心に余裕が持ててとても良かったです。あまり良いことではないですが。
この構築は、もともと実況者のあゆみんさんに使ってもらえるように組んだのですが、s23では自分の構築の強さを伝える力が足りなかったため使ってもらえず少し残念でした。扱いやすい構築というのが人によって違うということも今回身に染みて感じました。
相談に乗ってくれたり最終日に通話してくれたnocheくん、
SWSH シーズン23 最終24位 - Antithesis (hateblo.jp)
カイオーガ軸を使って対戦してくれたIriyaくん、
3か月一緒に戦ってくれたザシアン、ポットデス本当にありがとう!
上振れザシアンポットデス [S21 最終2位 2200pt]
はじめまして。"ころ"と申します。
パーティのコンセプト
強力な物理アタッカーである"ザシアン"を構築に入れ、物理受けの選出を強制する。
強力な特殊アタッカーである"ポットデス"で全抜きを狙う。
以下個別紹介
ザシアン (くちたけん) いじっぱり ふとうのけん
能力値:199(252)-239(220)-136(4)-x-136(4)-172(28)
素早さ:準速エースバーン抜き
技構成:きょじゅうざん-じゃれつく-インファイト-でんこうせっか
所感:
種族値:720 特性:命中安定はりきり
であり、攻撃ランク+1メガメタグロスのようなポケモンである。歴代でも最強のポケモンだと思う。
このポケモンの主な処理方法は、
1.高耐久の物理受けで受ける
2.スカーフのポケモンなどで上から殴る
3.カウンターなどを使って対面処理する
4.まひ・やけど状態にする
の4種類であると考え、2のスカーフポケモンと3の対面処理に強くなる"でんこうせっか"を採用した。
ポットデス (きあいのたすき) おっとり くだけるよろい
能力値:135(0)-86(4)-76(0)-204(252)-134(0)-122(252)
CS全振り
技構成:シャドーボール アシストパワー ふいうち(バトンタッチ) からをやぶる
所感:
ザシアンにバトンタッチをする構築を試していたところ、このポケモンを発見した。
一度からをやぶるを積むことによって、ほぼすべての物理受けを"アシストパワー"で倒すことができる。
"ふいうち"は、たすきバドレックス対策で採用した。
スカーフ以外のムゲンダイナ軸に対して非常に強い。
カプ・レヒレ (こだわりメガネ) ひかえめ ミストメイカー
能力値:177(252)-x-136(4)-154(196)-151(4)-112(52)
素早さ:無振りランドロス抜き
いかくの入ったウオノラゴンに後出しできるよう耐久振り
所感:
ザシアン・ポットデス両方に強い"ステルスロック"持ちである、ランドロス・カバルドンを倒すために採用。終盤はほとんどの構築に対して選出した。
ザシアンを"やけど"や"まひ"から守ることができる点が非常に強かった。
シャドーボールは"こくばバドレックス"と"ヌケニン"意識で採用。
れいじゅうランドロス (ゴツゴツメット) わんぱく いかく
能力値:195(244)-167(12)-156(252)-x-100(0)-111(0)
耐久:ほぼ物理特化
攻撃:耐久振りザシアンへのじしんの乱数が変わるまで
技構成:じしん ストーンエッジ とんぼがえり ステルスロック
所感:
ザシアン入りの構築に対して、ポットデスを選出できるようにするために採用。
ゴツゴツメットのダメージを2回入れることによって、ほとんどのザシアンを+2シャドーボール圏内に入れることができる。
ザシアン、カプ・レヒレとの相性がよい(地面、電気の一貫を切れる)地面枠。
ジャラランガ (のどスプレー) うっかりや ぼうおん
能力値:153(20)-130(0)-145(0)-167(252)-112(0)-135(236)
素早さ:+1で最速130族抜き+1
特攻特化
技構成:スケイルノイズ ドレインパンチ ソウルビート ちょうはつ
所感:
ポットデスの苦手なバンギラスなどの悪タイプを対策するために採用。
特性"ぼうおん"なので"ほえる"を無効化できる。主に受けループに対して選出した。
また、カイオーガ軸は水枠として"カプ・レヒレ"を構築に組み込むことが少ないので、選出することが多かった。
サンダー (たべのこし) おくびょう プレッシャー
能力値:197(252)-x-105(0)-146(4)-110(0)-167(252)
HP・素早さ特化
技構成:ほうでん ぼうふう みがわり はねやすめ
所感:
ザシアンを選出しづらい"ドヒドイデ"入りに対して選出。
ゴリランダー、ナットレイはサンダーがいると選出しづらくなるため、このポケモンの強さは技範囲の広さによる選出圧力にあると感じた。
イベルタルにひるまされないよう最速。
ヌオーを"こんらん"で突破するために"ぼうふう"を採用。
重いポケモン
伝説
ゼルネアス:ザシアン以外勝てない
カイオーガ:レヒレを切り、こだわらせた状態でジャラランガで積む
日食ネクロズマ:ポットデスで倒せないと負け
一般
マンムー:裏から出てくるとしんどい
メタモン:一体切ってポットデスで切り返すしかない
バレパン・かげうち持ち: ポットデスが縛られるので、ザシアンとランドロスのサイクルで処理できないときつい
9/9追記 選出と立ち回りについて
全ての選出を書くときりがないので、各禁止伝説で一番多かった選出を書きます。
立ち回りについては理想的な流れなので、実際にこのような試合になることはほぼありません。
相手の構築によって柔軟に変えてください。
対ザシアン軸
1.レヒレ、ランド、ポットorザシアン
レヒレでステロを抑制しつつ、相手のザシアンにランドで削りを入れてポットデスで全抜き
対ムゲンダイナ軸
初手ザシアンで物理受けを誘導し、ポットデスで全抜き
対黒バド軸
1.レヒレ、ポットデス、ザシアン
レヒレ、ポットデス、ザシアンで対面処理
対カイオーガ軸
初手のレヒレでカイオーガの持ち物を特定し、良いタイミングでジャラランガを投げて積む
(勝率4割あるかないかぐらい)
対イベルタル軸
ポットデス以外で通っているポケモンを選出で見極め、そのポケモンを通す
対ホウオウ軸
レヒレでトリックを入れて、サンダーかザシアンを通す
対ゼルネアス軸
1.ザシアン、レヒレ、ポットデス
ザシアンが状態異常にならないようミストフィールドを展開して、相手のサイクルに負担をかける
このパーティは初心者の人でも使いやすいと思います!
是非レンタルチームで遊んでみてください。
自分はトッププレイヤーのように堅実なプレイングをできないので、構築力を磨いて最終1位を取れるようにがんばります。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
ざっくりとしか書いていないので、細かい部分で質問等があれば遠慮なくコメントしてください。
あと、ぼうふう被害者の方すみませんでした笑
一緒に対戦してくれた Iriya くんカイオーガを使って対戦してくれてありがとう笑
過去のシーズン(最終2桁のみ)
s6 47位
s14 75位
s18 21位
s20 50位
リベロエースバーンの要素比較
現時点での考えをまとめます。
性格
ようき、いじっぱり
ようきならエースバーンに対して同速対決を仕掛けられる。ただ、素早さ関係がはっきりしないと立ち回りにくい場面が多いので、いじっぱりの方がいいと思う。エースバーンのほかに抜きたいポケモンがいない。
持ち物候補
珠、ラム、スカーフ、ハチマキ、チョッキ、タスキ、帯
いのちのたま
いじっぱりいのちのたまダイバーンで、防御特化カバルドンが中乱数二発になる。火力は出来るだけ高い方がいい。
ただ、ダイマックスをしていても、ようきエースバーンのダイジェットが、珠ダメのせいで確定2発になってしまう。相手がいのちのたま持ちだと、どちらにせよ確定2発。
ラムのみ
積み技と相性の良い持ち物。ビルドアップを採用するなら有力な候補になる。
スカーフ
スカーフダルマ、ホルードの上を取れる。個人的にはあんまり強くない。もともと素早さ高いし。スカーフゲッコウガがいたのは、マンダのストッパーになれたり、コケコをダストシュートで処理できたからだと思っている。
ハチマキ
トンボルチェンなどのサイクルが好きな人にはとてもいいアイテムだと思う。ダイマックスをしなくても強いエースバーンになる。
チョッキ
タスキ
もうか採用ならありだと思うけど、タイプを変えられる関係上あまり生きなそう。
帯
いのちのたまと比較して、明確に強い場面を想定しにくい。キッス対面には強くなるかも。
技ランク
A:ふいうち、とびはねる、ビルド
B:火炎ボール、とんぼがえり
C:ダスト、思念、エレキ、身代わり
ダイマックスをするエースバーンが強いと思うので、このような技ランクとなった。ダイマックス時の追加効果が優秀だと上にいく。
いのちのたま持ちのエースバーンが環境に多いときは、いのちのたまエースバーンが強く、他が多いときは他の持ち物が強いと思う。
思いついたことがあれは追記します。